整えておきたい開発環境(開発用ソフト-VisualStudio)

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C#の開発をする場合、基本はVisualStudioを使うことになると思います。
テキストエディターとか、VisualStudioCodeとかで頑張る方もいるかもしれませんが、私はそこらは詳しくないので触れません。

VisualStudioのEditionですが、ProfessionalとCommunityがあります。
人数とか売上規模とかみて、community Editionが使えないなら、Professional Editionになるでしょう。
Communityの条件は、PC250台未満、年間売り上げ00万米ドル未満の組織での使用か、そうでない場合は、学習・アカデミックな研究・オープンソースに限るそうです。

お次は本題のバージョンについてです。
ソフトウェアによって、対象となる.netが、Frameworkの4.0であったりと、古いことはあるかと思います。
VisualStudioは、基本的には、最新バージョンを使って、古い.netの開発が可能です。
なので、通常の開発環境としては、基本的に最新バージョンにした方が良いでしょう。
互換性などのために、古い環境を取っておくのはありだと思います。仮想環境などに移して取っておくと安心だし、邪魔にもなりにくいですね。
新しいバージョンにすると、VisualStudioの進化によって、様々な利点があります。
ちょっと前だと、各メソッドがどこから呼ばれているかが、画面ですぐわかる様になりました。コードの追跡するときとか、すごく楽になりましたし、使っていないゴミメソッドとかもすぐわかります。
最近だと、AIによる支援がいろいろあって、同じ変更を繰り返す場合とか、カーソルを移動して、「Tab」キーで確定とかで済ませることができたり便利になっています。

最新のバージョンのVisualStudioを使っていくには、PCの性能がある程度必要なので、新しめのPCの入れ替えとかもセットで考える必要はあります。
VisualStudioの購入費用とかも踏まえて、常に最新が難しいという場合であっても、1つ飛ばしくらいではバージョンアップしたいものです。
今だと、できれば2022、2019は許容範囲、2017を使っている場合は、2022に上げることを強くお勧めします。
組織で古いバージョンを使っていると、生産性が低いばかりでなく、生産性を大事だと思う優秀なエンジニアが去っていく動機にもなることを気にしたいところです。

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カテゴリー: C#

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